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トップページ > めまい外来(めまいとは)
「自分や周囲が動いていないのに、動いているように感じる異常な感覚」
遊園地のコーヒーカップにのったあとなどに経験する回る感じや、お酒を飲んだ時にふらついたりといった感じが病的に出現することと思ってもらえればいいかもしれません。
からだのバランスを保つには耳(内耳という場所)からの情報、眼からの情報、筋肉からの情報が必要です。これらの情報が脳に伝わり、その情報が正しく整理されることによってうまくバランスが保てるようになっています。ですから、このシステムのどこかに問題があるとめまいが起きるわけです。
めまいは「耳」に原因があり起きることが一番多いといわれています。耳は「音を聞く」機能ともう一つ大事な機能が「からだのバランスを保つ」機能です。そのため耳の障害があると聞こえない、耳鳴りといった症状(蝸牛症状)やめまい、ふらつきといった症状(前庭症状)が出現するわけです。聞こえない、耳鳴りといった症状がないからといって耳の機能に問題がないとはいえません。聞こえない、耳鳴りなどの症状がなくても耳に原因がありめまいを起こすことがあります。
耳以外には脳の病気、全身的な病気によって起こるめまいなどがありますが、いろいろな検査を行っても異常がなく原因のはっきりしないめまいもあります。
グルグルまわる、フラフラする、フワフワする、グラグラする、立ちくらみ、眼の前が暗くなる、血の気の引くような感じ、歩くときのふらつきといった症状です。
聞こえない、耳鳴り、耳のつまる感じ、周囲の音の響く感じといっためまい以外の耳の症状を伴う事もあります。吐き気やおう吐、動悸、冷や汗、顔面蒼白といった自律神経系の症状を伴う事も多く、めまいの発作時にはこの自律神経症状が強くでるため気分が悪くなりつらい経験をするのです。
また、脳の病気ではしびれ、ろれつがまわらない、物が二重にみえる、強い頭痛、うまく歩けないなどを伴うことがあります。
■問診
■眼振をみる検査
■からだのふらつきをみる検査
■聞こえの検査


めまいはストレスや寝不足、疲労などが誘引となりますので日常生活でこれらを軽減させる工夫も必要です。
また、天気が悪くなってきたり、季節の変わりめもめまいが起きやすい時期ですので、特にこのような時期の体調管理も重要です。
日常生活においてめまいや耳鳴りのことばかりを考えてしまうとそれ自体がストレスとなり、そのストレスがさらにめまいを引き起こす誘因となりますので気分転換などの方法を工夫して過ごすようにするとよいでしょう。
メニエール病は耳鳴り、聞こえづらい、耳がつまる感じ等の症状を自覚したときはめまい発作がおきる可能性があるため、ある程度めまいを予知することは出来ます。
基本的には内服薬(血液循環改善剤、自律神経調節剤、安定剤、抗めまい剤、吐き気止め、利尿剤等)による薬物治療です。
めまい発作を繰り返している場合はめまい発作時の治療だけではなく、めまい再発予防目的でしばらくの間は継続した治療が必要です。良性発作性頭位めまい症の場合は理学療法も取り入れられています。
めまい発作後などに続く軽いめまいの状況では積極的にからだを動かすような運動療法、リハビリ(頭を左右上下に動かす、首を回す、寝たり・起きたり・寝返りといった動作を繰り返す、まっすぐ歩く等)も有効です。
動き回らず楽な姿勢で静かに休んでいることが一番です。
突然のめまいで不安になる場合も多いですが、まずは精神的に落ち着く事も大事です。吐き気止めや安定剤などを処方されている場合には、内服できるような状態であればお薬をのんで落ち着いて様子をみましょう。
めまいがすると本人や周囲の人たちも不安になりすぐに車で病院へと思いますが、車に揺られて移動することでさらに気分が悪くなり症状がひどくなる場合もありますので、ある程度症状が軽減するまでは様子をみましょう。
ただし、意識障害、ろれつが回らない、強い頭痛、物が二重にみえる、手足のしびれなど神経症状がある場合はすぐに病院を受診しましょう。
